Kanon

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Joannie Rochette wanted to skate like a woman
前回のエントリーでは、試合結果と選手のインタビューという形で構成された
記事を取り上げましたが、今からご紹介する記事は、もう少しジョアニーに詳しく
インタビューしているものです。
少し考えさせられる記事だったので、エントリーを分けることにしました。

(canada.com)
Rochette wanted to skate like a woman

Joannie Rochette wanted to skate like a woman, and chose a program to emphasize her maturity.
(ジョアニー・ロシェットは女性らしく滑りたいと思っている。そして彼女の成熟を強調するプログラムを選んだ)

でもジョアニーはその当てが外れたと思っていたようです。

"It’s really strong, this world championship.
It was really hard to stay focused [considering] where I was standing [16th] after the short. Of course, looking back on the season, maybe the short program [to Jimi Hendrix’s slow, bluesy Little Wing] was not well-received by the judges. It was fun to do, it was something different, but I think if I compete next year, it’s going to be something more classical.

(この世界選手権はとても苛烈な戦いでした。SPのあとは、16位という結果だったために集中をすることがとても困難でした。もちろん、シーズンを振り返ってみればショートのプログラム(ジミー・ヘンドリックスのブルージーなスローナンバー、"Little Wing")はジャッジに良い受けとめかたをされていなかったかもしれません。ちょっと今までとは違ったものでしたし、滑るのは楽しかったのです。でも来季を戦うとしたら、もう少しクラシカルなプログラムになると思います。)

"I love when people skate laid-back like this in shows and stuff, and that’s what we tried to do, but maybe that’s not the style that’s needed for competition. They want to see speed, power. And I’ve always been known as a skater with speed and power, but that’s not what this program was meant to show, it was meant show a more woman side of me. The judges didn’t like it, but unfortunately in figure skating, when you make a decision at the beginning of the season, you have to live with it for the whole season.
But I tried my best with the program, and I used it as a vehicle to evolve as a skater, too."

(ショーやなにかでこんな風にレイバックで滑るのは好きですし、やろうとしていることなのですが、それは試合の時に必要とされるスタイルではないのです。スピードやパワーが求められます。それに、私はいつもスピードやパワーのある選手として認識されてきました。でもそれはこのプログラムが表現しようとしているものではありませんでした。もっとわたしの女性的な面を表現しようとするものだったのです。ジャッジはそれを好みませんでした。残念なことに、フィギュアスケートではシーズンのはじめに決断をしてしまったら、シーズン中ずっとそれをやっていかなければいけないんです。でも私はこのプログラムでできるだけのことをしましたし、スケーターとして進化するための手段としてもこのプログラムを使いました。)

スポーツとしての側面と、表現としての側面を持つフィギュアスケートならではの
ジレンマといいますか、求められるものとやりたいことに差が出てしまうというのは
スケーターにとっても大きな壁だと思います。
特にジョアニーは力強いというイメージが先行して、それが点数に影響している面もあるようで
彼女の女性らしさやエレガントさが評価されにくいのはとても残念です。
以前は筋トレしすぎたのよね…。ジョアニー。
今季はずいぶんやわらかい雰囲気になって素敵だなと思っていたのになあ。

記事では、ジョアニーは今後テクニカルな面をアップグレードする必要があり、
もし世界のエリートスケーターたちの中で再び上位を狙うのであれば、
少なくとも3-3のコンビネーションは必要だろうと書かれています。

"The sad thing is, it takes a long time for me to master a jump consistently. I guess I’m a very slow learner. But I know it’s in me, I know I have the ability to do it, I just need to make it consistent, and work a lot harder. This season I didn’t want to get injured - I’ve had shin splints before - but I’m just going to have to do it. I’ve done triple-triple before in competition, and next year, I have to do it."
(悲しいことは、私はジャンプの確度を上げるのに長い時間がかかるということです。私は習得するのが遅いほうだと思います。でも私の中には確実に可能性がありますし、自分にその能力があることも解っています。ただ確実にしていくことが必要なのです。そしてもっと一生懸命練習することも。今季、私は怪我をしたくなかったのです。−以前は過労性脛部痛を患っていました−でも、やらなきゃいけないんです。試合の前には3-3を跳んでいました。そして、来季は(試合で)跳ばなくてはいけないんです。)


なんとも厳しい。本当にアスリートというのは煩悶の繰り返しで試合に臨んでいるんだな
と改めて考えさせられた記事です。
それに真っ直ぐに対峙しているジョアニーを美しいと思いますし、
来季以降もますます応援したくなりました。

posted by:kanon
2007 Worlds
comments(2)
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kanonさん、こんにちは。
沢山の記事訳をありがとうございます。
このジョアニーの記事を読んだとき、
この一年彼女のしてきたことは素晴らしかったと
改めて思ったものでした。
確かに選手としてのジョアニーに求められるのは
力強いジャンプやスピードだったりするけれど
去年のオリンピックのときよりずっと洗練され
さまざまなエレメントも澄んでいました。
なによりジェフのクワドと同様に
困難でも自分のテーマに真っすぐ進む彼女の意志に
1000のバラを贈りたいです。

JOは見にいけなくて残念ですが、
去年のGALAで、優しく美しい演技を見せた姿が
きらきらと思い出されます。

ファンって幸せなものですね。
なつしろぎく : 2007/04/27 1:44 PM
なつしろぎくさん

こんばんは。コメントありがとうございます。
ジョアニーにしろジェフにしろ、本当にスケートに対して真摯で
自分の置かれている状況を冷静に分析できるクレバーな選手だなと思います。

アスリートとして求められる要素を追求しながらも
彼ららしさを出していますよね。

本当に毎回毎回、演技を観るのが楽しみで仕方のない2人です。

kanon : 2007/04/30 8:53 PM









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