Kanon

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さよなら、ノニーノ
お盆休みとはいえ、クラッシュしたノートパソコンが無事戻ってきたので
どこもにも行かずにインストール作業で時間が過ぎていく。

合間にiTunes Music Store でいろんなバージョンの"Adios Nonino"をダウンロードして聴き比べ。
どのバージョンもタッチが違っていて個性的だけど
ジェフの使っているバージョンが一番エレガント。さすがだ、音楽小僧。
最初のカデンツァ(即興的独奏部分)の入りもくっきりしていてかっこいいし、高音の音色もよさそう。
残念ながらMusic Storeで同じバージョンのものを見つけることはできませんでした。
あったかもしんないけど私の耳では判別できなかった。
試合が始まったら、そのあたりの情報も出てくるかな。

小難しい本を読んで思索にふけっているというジェフに倣って
曲のバックグラウンドなど探ってみますか。
今回もいろいろとテーマを考えているだろうしね。


Astor Pantaleon Piazzollaが"Adios Nonino"(さよなら、ノニーノ)を作曲したのは
父ノニーノが亡くなった1959年と言われます。

その後、1969年 ピアノの加わった五重奏団のためにアレンジ
          ↓
1980年 バンドネオン+オーケストラのバージョンにアレンジ
          ↓
1981年 歌入りのバージョンにアレンジ
          ↓
1988年 ピアノソロバージョンである"Tango Rhapsody"が誕生

クラシックの演奏家との交流から触発を受け、この頃からクラシック演奏家に演奏されることを前提とした作品を書き始めたそうなので、タンゴっぽくないのも頷ける。

そしてピアソラ自身も"Tango Rhapsody"を発表した4年後の1992年に永眠します。
父が亡くなってから33年間、いろんな形で"Adios"の言葉を送っていたかと思うと
せつなくてしんみりした気分になる。

ジェフの御尊父は健在なので、なぞらえて滑ることはないと思うけど
別れがテーマになるのかな。


え、まさかストイコじゃないよね!



・・・冗談ですってば。

posted by:kanon
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