毎度のことながらkasumiさんよりジェフのインタビュー動画が出回り始めたとの情報をいただきまして
SVにて捕獲。観ることが出来ました。
映像は先日カナダCBCで放映されたNHK杯の番組内でのもの。
クリップの前半はジェフの紹介で小さい頃の映像や、ジェフらしく大雑把に片付けてある
メダルコレクションなどの映像が続き
2005年ワールドの銀とトリノでの銅メダルの実績が紹介されています。
そして、マリポサのリンクの外で女性レポーターがジェフにインタビュー。
このblogでわたしができることといえばへっぽこ和訳くらいなので
がんばってインタビュー部分を聞き取ってみました。
細かい単語やいいまわしを飛ばしたりしていますが、おおよそ言っていることは以下のような感じ。
− 昨シーズン(が終わって)から何をしていたのですか?
昨年はとても忙しい年でした。だからその後は一番やりたいことをやっていたんです。
ツアーに出ていました。毎晩カナダ国内を巡ってショーをしていたんです。
CSOIは最高のショーです。
− オリンピックで銅メダルを取った素晴らしいシーズンの後でモチベーションを喚起するようなスピーチをする役目をしていたと思うのですが、それについて教えてください。
今まで経験したこともないほどたくさんの機会があって、北京での夏期オリンピックに出る選手に僕の経験について話をすることができました。
彼らがオリンピックに向けて準備するにあたって彼らのモチベーションを喚起することができたのは僕にとっても素晴らしいことでした。
− 今季についてですが、今年はGPSに出ていませんね。何が起こったのですか?
ええ。今季はいまのところ少々残念なシーズンで、夏のトレーニングはとてもうまくいっていたのですが、背中を疲労骨折してしまって長い間休みをとらねばいけませんでした。
残念ながら十分な時間がなくスケートカナダを棄権しなくてはならなくて、従ってもちろん残りのサーキットも棄権しなければいけませんでした。
− でもショーに出たり、結構忙しくしていますよね?
そうですね。これは新しいトレーニングの方法なんです。というのもシニアスケーターとしてこのように怪我したことはありませんでしたから、観客の前にはなかなか出られませんでしたが、いくつかのショーや短いツアーには出ることが出来て、競技プログラムを観客の前で滑ることが出来ました。
− 新しいプログラム。新しいプログラムは2つありますよね。それについて教えてください。
昨季の後、昨季はストレスフルなシーズンだったので、新しい2つのプログラムを用意するのは素晴らしい時間でした。同じ振り付け師ですが全く違うプログラムです。
− デヴィッド・ウィルソンですね。どんなプログラムですか?
SPは「Adios Nonino」です。タンゴですね。FSはカナダの映画「Ararat」のサウンドトラックです。
ちょっと愛国心がある感じですよね(笑
− もちろんグランプリサーキットに出ていないので、今季はまだ世界選手権で戦うことになるブライアン・ジュベールと競う機会がないわけですが、国内選に向けての準備にどのような影響がありますか?
これは実にユニークな状況です。(彼らの演技を)観ていることしかできなかったわけですが、彼らは前とは違うプログラムを滑ってはいても、以前に僕が競ったことのある相手です。
僕は自分の練習に集中していて、それは以前よりも濃い内容です。
(いちばん最後が何と言っているのか解りませんでした。ごめんなさい。)
その後、SPの練習の様子が流れて「Adios Nonino」の主題部分にのって滑るジェフが
映しだされます。
パンツの丈が短くて可愛い。
見事に刈り上がった髪には・・・あえて触れまい。
ちょっと体つきはゴツくなったような気がしますが
相変わらずシットスピンで伸ばしたフリーレッグが美しくて惚れ惚れします。
演技の繋ぎもいつものように凝っていて、演技全体を観るのがほんとうに待ち遠しい。
そしてジャンプも決まってる・・・!なによりなにより。
この練習風景にかぶせて「ジェフはこのプログラムを2月上旬にアメリカのコロラド州デンバーで
行われる四大陸選手権で使用する予定」というナレーションが入っていたので
四大陸への参加は決まっているようです。
またジェフの演技が観られる機会が増えそうでこれは嬉しいニュースですね。
[追記]
GPFでもSPの練習風景が流れました。
映像にジェフのインタビューがかぶせられていますが、上記のインタビューを編集したもので
内容は同じです。
SPの映像は最初の部分と中盤からラストまでが流れていて、だんだんと演技の輪郭が見えてきました。
サーキュラーステップの足もとが軽くて、競技で観るのが待ち遠しい。