Kanon

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レスリー・ホーカー 引退
カナダのレスリー・ホーカー選手が引退を発表されました。
NHK杯にも何度か出場され、日本にもなじみの深かった選手です。

Hawker hangs up her skates

競技を続けるためにウエイトレスとして働いていたエピソードが有名ですよね。
目立つ選手ではありませんでしたが、こつこつと努力する姿が印象的でした。
2007年のカナダ国内選SPでの伸びやかな素晴らしい演技が記憶に残っています。

'It was a difficult decision, but, at the same time, it was an easy one'
(難しい決断でしたが、同時にそれは簡単でもありました。)

と彼女は引退を決意したことについて語っています。

競技からは引退されますが、8月のマリポサ・ガラには出演が決まっています。
上記の記事で、80歳になっても滑っていたいと言っているので
なんらかの形でスケートには関わっていかれるのでしょうね。

長い間、お疲れさまでした。
今後の彼女の人生も素晴らしいものでありますように。

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ジェフ公式 更新
ジェフの公式サイトが更新されていますね。


ギャラリーでは世界選手権以降のお写真がアップされています。

Photo Gallery : 2008 World Championships

2008 Canadian Stars on Ice
・ラフなジャージ姿ですが、かっこいいですね
・・・・誰?

2008 Canadian Stars on Ice Off-Ice
・今年も自転車
・マリーさんのお顔が見えませんよ


それからスケジュールのページが派手に更新されていました。
忙しい!

Sun Valley Ice Show
Date:July 12th
Place:Sun Valley, ID

Stars on Ice Super Ice Exhibition
Date:July 19 & 20
Place:Seoul, Korea

Mao Asada's The Ice Show
Date:July 26 & 27
Place:Nagoya, Japan

Mariposa Gala
Date:August 7
Place:Barrie, Ontario

Michael Weiss Foundation Show
Date:September 6
Place:Arlington, Va

Golden Skate Awards
Date&Place:October 10 - Torino, Italy
Date&Place:October 11 - Milan, Italy

Skate Canada
Date:October 31 - November 2
Place:Ottawa, ON

Cup of China
Date:November 6 - 9
Place:Beijing, China

Skate for the Heart
Date:November 19
Place:Dayton, OH

Grand Prix Final
Date:Dec 10 - 14
Place:Seoul, Korea

Canadian National Championships
Date:Jan 14 - 18
Place:Saskatoon, SK

World Championships
Date:March 23 - 29
Place:Los Angeles, CA

Canadian Stars on Ice
Date:April 13 - May 15
Place:Cities across Canada, exact locations TBA


GPFとワールドに関しては”Event tentative on qualification”と、出場権が得られれば
というような但し書き付きですが、それにしてもハードスケジュールですね。
調子を崩さないで、楽しく、そして充実したシーズンを過ごされますよう。

THE ICEでは浅田真央ちゃんとコラボレーションをするとのことで、イベントサイト
使用楽曲のリクエストも受け付けていますね。
いろんな姿が見られそうで、来季も本当に楽しみだわー。

しかし、来年春から開催される予定の「ISU World Team Trophy 2009」の日程は
4月16日から19日ということで、今年のJapan Open同様、CSOIとスケジュールが
かぶってしまっているので
また団体戦に出場するジェフが観られるかなあと密かに楽しみにしていたのですが
これは儚い夢となりそうです。ちょっと残念・・・。

posted by:kanon
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GPS 2008/2009 アサイン 男子
そして、男子のアサインは次のとおりです。

ISU Grand Prix of Figure Skating 2008/2009 Men [pdf]

[USA](24 - 26 Oct)
Sergei DAVYDOV (BLR)
Kevin VAN DER PERREN (BEL)
Christopher MABEE (CAN)
Shawn SAWYER (CAN)
Kevin REYNOLDS (CAN)
Chengjiang LI (CHN)
Takahiko KOZUKA (JPN)
Andrei GRIAZEV (RUS)
Adrian SCHULTHEISS (SWE)
Evan LYSACEK (USA)
Adam RIPPON (USA)
Johnny WEIR (USA)

[CAN](31 Oct - 2 Nov)
Jeffrey BUTTLE (CAN)
Patrick CHAN (CAN)
TBA(To Be Announced) (CAN)
Yannick PONSERO (FRA)
Karel ZELENKA (ITA)
Yasuharu NANRI (JPN)
Vladimir USPENSKI (RUS)
Sergei VORONOV (RUS)
Stephane LAMBIEL (SUI)
Ryan BRADLEY (USA)
Evan LYSACEK (USA)
Brandon MROZ (USA)

[CHN](6 - 9 Nov)
Jeffrey BUTTLE (CHN)
Vaughn CHIPEUR (CAN)
Song GAO (CHN)
Jialiang WU (CHN)
Min XU (CHN)
Tomas VERNER (CZE)
Kensuke NAKANIWA (JPN)
Daisuke TAKAHASHI (JPN)
Artem BORODULIN (RUS)
Kristoffer BERNTSSON (SWE)
Jeremy ABBOTT (USA)
Stephen CARRIERE (USA)

[FRA](13 - 16 Nov)
Patrick CHAN (CAN)
Jinlin GUAN (CHN)
Brian JOUBERT (FRA)
Kim LUCINE (FRA)
Alban PREAUBERT (FRA)
Peter LIEBERS (GER)
Takahiko KOZUKA (JPN)
Andrei GRIAZEV (RUS)
Gregor URBAS (SLO)
Stephane LAMBIEL (SUI)
Ryan BRADLEY (USA)
Brandon MROZ (USA)

[RUS](20 - 23 Nov)
Kevin VAN DER PERREN (BEL)
Vaughn CHIPEUR (CAN)
Chengjiang LI (CHN)
Tomas VERNER (CZE)
Brian JOUBERT (FRA)
Alban PREAUBERT (FRA)
Artem BORODULIN (RUS)
Alexander USPENSKI (RUS)
Sergei VORONOV (RUS)
Kristoffer BERNTSSON (SWE)
Jeremy ABBOTT (USA)
Adam RIPPON (USA)

[JPN](27 - 30 Nov)
Sergei DAVYDOV (BLR)
Christopher MABEE (CAN)
Kevin REYNOLDS (CAN)
Jinlin GUAN (CHN)
Yannick PONSERO (FRA)
Takahito MURA (JPN)
Nobunari ODA (JPN)
Daisuke TAKAHASHI (JPN)
Andrei LUTAI (RUS)
Adrian SCHULTHEISS (SWE)
Stephen CARRIERE (USA)
Johnny WEIR (USA)

男子は意外な人が意外なところに、という感じですね。
ジェフはカナダとチャイナの連戦。GPFを視野に入れれば日本→韓国のアジア連戦は
きついだろうから、地元→中国の連戦にした、ということなんでしょうか。
ロシアにしなかったのはなぜだろう。
それから、ジョニーがスケアメに。これは初めて?ライサチェクさんとの直接対決になりますね。
あとジョニーはNHK杯にもエントリー。これは楽しみ。
高橋くんは日本とチャイナ。NHK杯には織田くんの名前もありますね。
地元での試合、いい滑りを見せてくれるといいなあ。
柴田くんはさすがに今年はないか…。無良くんがシニアデビューですね。

カナダ男子はパトリックがカナダとフランス。ソーヤーくんがアメリカ。
メイビーくんがカナダと、あと日本にも。シプールくんはチャイナとロシア。
どうにも気になるケビン・レイノルズくんはアメリカ。そして日本に来ますよ!
楽しみです。

しかし、カナダのTBAは何故なのかしら。ソーヤーくんが入ってもよさそうなもんだけどね。
もしやこれは…。あの人のため?

エマさん!練習しなきゃ!


posted by:kanon
Grand Prix Series 2008
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GPS 2008/2009 アサイン 女子
アサイン出ましたね。
のんきにお風呂に入っていたら友人よりメールでお知らせをいただきました。

どんな感じかチェックしてみましょう。
まず女子。

ISU Grand Prix of Figure Skating 2008/2009 Women [pdf]

[USA](24 - 26 Oct)
Mira LEUNG (CAN)
Yan LIU (CHN)
Susanna POYKIO (FIN)
Annette DYTRT (GER)
Valentina MARCHEI (ITA)
Miki ANDO (JPN)
Yukari NAKANO (JPN)
Yu-Na KIM (KOR)
Tugba KARADEMIR (TUR)
Rachel FLATT (USA)
Kimmie MEISSNER (USA)
Mirai NAGASU (USA)

[CAN](31 Oct - 2 Nov)
Cynthia PHANEUF (CAN)
Joannie ROCHETTE (CAN)
Myriane SAMSON (CAN)
Kiira KORPI (FIN)
Jenni VAHAMAA (FIN)
Jenna McCORKELL (GBR)
Carolina KOSTNER (ITA)
Fumie SUGURI (JPN)
Nana TAKEDA (JPN)
Alissa CZISNY (USA)
Beatrisa LIANG (USA)
Caroline ZHANG (USA)

[CHN](6 - 9 Nov)
Mira LEUNG (CAN)
Yan LIU (CHN)
Yueren WANG (CHN)
Laura LEPISTO (FIN)
Susanna POYKIO (FIN)
Julia SEBESTYEN (HUN)
Miki ANDO (JPN)
Yu-Na KIM (KOR)
Alena LEONOVA (RUS)
Sarah MEIER (SUI)
Katrina HACKER (USA)
Ashley WAGNER (USA)

[FRA](13 - 16 Nov)
Joannie ROCHETTE (CAN)
Binshu XU (CHN)
Kiira KORPI (FIN)
Candice DIDIER (FRA)
Gwendolin DIDIER (FRA)
Elene GEDEVANISHVILI (GEO)
Valentina MARCHEI (ITA)
Mao ASADA (JPN)
Emily HUGHES (USA)
Beatrisa LIANG (USA)
Caroline ZHANG (USA)
Anastasia GIMAZETDINOVA (UZB)

[RUS](20 - 23 Nov)
Elena GLEBOVA (EST)
Jenni VAHAMAA (FIN)
Julia SEBESTYEN (HUN)
Carolina KOSTNER (ITA)
Fumie SUGURI (JPN)
Nana TAKEDA (JPN)
Ksenia DORONINA (RUS)
Nina PETUSHKOVA (RUS)
TBA(To Be Announced) (RUS)
Sarah MEIER (SUI)
Rachel FLATT (USA)
Kimmie MEISSNER (USA)

[JPN](27 - 30 Nov)
Cynthia PHANEUF (CAN)
Laura LEPISTO (FIN)
Annette DYTRT (GER)
Mao ASADA (JPN)
Yukari NAKANO (JPN)
Akiko SUZUKI (JPN)
Na-Young KIM (KOR)
Katarina GERBOLDT (RUS)
Katrina HACKER (USA)
Mirai NAGASU (USA)
Ashley WAGNER (USA)
Anastasia GIMAZETDINOVA (UZB)

ジョアニーはカナダとフランス、キミーはアメリカとロシア。
シズニー嬢の名前があって、一安心。
NHKの日本女子枠に鈴木明子さんが入ってますね。
真央ちゃんはフランスと日本。

さてカナダ女子。今季はファヌフ嬢が2試合にエントリー。
そしてホーカー嬢のお名前がありませんね。残念。
ミリアン(・サムソン)が今季シニアデビューでスケカナにエントリー。
その分ミラちゃんがカナダをはずれてアメリカとチャイナ。
ファヌフ嬢とミリアンがどのあたりに着けてこれるかが楽しみです。


ペアとダンスはリンクを以下に。

ISU Grand Prix of Figure Skating 2008/2009 Pairs [pdf]

ISU Grand Prix of Figure Skating 2008/2009 Ice Dance [pdf]

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Grand Prix Series 2008
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Buttle Bounces Back
Golden Skateにあがっていた記事を、
ざーっと訳してチェックしないで放置してたら、アサインが出てしまいました。
とりあえずアップしておきます。

今回は訳しててあやしいところが結構あったので、大体の雰囲気でとらえててくださいませ。


Buttle Bounces Back



2006年の終わりごろ、状況はバトルにとって悪いように見えた。
多くの人が、このカナダのスケーターが2006年の冬季五輪で銅メダルを勝ち取ったことで
彼のキャリアの頂点にいると思っていた。
その年の8月、彼はトレーニング過多によって背骨の疲労骨折になり、まる2ヶ月の間
氷から離れていた。
その後、11月にフルタイムのトレーニングを再開する前に彼は、1ヶ月の間
エッジワークだけの練習を行った。

"手術をする必要はなくて、大事なのはただ休むことでした。"とバトルは回想する。
"でも、復帰は大変なことでした。ゼロから始めるような気がしていたんです。
背中を使っていなかったので、かなりの痛みがありました。そしてそれは厳しく、僕は多くの
疼痛管理をしなければいけませんでした。まだ痛みはいくらか残っていますが、
完全に回復してはいますよ。"

バトルのグランプリ(シリーズ)の結果からは、彼が輝かしい2007-2008シーズンを
迎えることはまったく予想できなかった。
2003年のNHK杯や2004年の中国杯、2005年のエリック杯を含むいくつかのグランプリイベントで
勝ってはいたが、2006年と2007年には勝っていなかった。
2005年と2006年のグランプリファイナルで2位になってはいたものの、続く2年間は怪我のため、
ファイナルの出場権を逃した。他のスケーターが良い演技をする中で、
バトルは2008年の表彰台候補として誰の眼中にもなかった。

スムースロックフォールズ出身の金髪の人気者は、カナダ選手権では常に結果を出していた。
2005年から2007年のタイトルを獲得し、2001年以来、表彰台から降りることはなかった。
しかし、2008年に彼は新星パトリック・チャンに次いで2位となり、ここにも迫り来る
下降線はあらわれていた。

"パトリックが国内選でうまくやることはわかっていました。"とバトルは言及した。
"そして彼はフリープログラムで僕らをふっ飛ばしたんです。国内でこういった類の後押しが
あることは素晴らしいことです。こういうことが、もっと練習するようにと僕のモチベーションを
上げてくれるのです。"

あなたが日本人女性でもないかぎり、その選手がナショナルチャンピオンでないということは、
主要な国際試合では幸先が良くないということだ。
バトルにとっての優先事項は四大陸選手権だった。四大陸選手権では、彼は大会が開催され
始めた頃から、2002年と2004年には金メダルを獲得するなどメダルを山のように収集していたが、
2007年には銀メダルに甘んじた。しかし、幸運なことに2008年の大会は、バトルが大きなファンの
サポートを得ている極東の地で行われた。しかし、前年と同じように彼は2位に終わった。

"結果には嬉しく思っています。"とバトルは彼の2008年の銀メダルについて語った。
"自分のスケートに過剰に喜んだりはしませんでしたが、国内選からは少し進歩したと思っています。
物事が良くなっている以上は、そのことを嬉しく思いますよ。僕の目標はただ安定性を向上させて、
世界選手権に臨む自信を持つことでした。そして、それができたんです。"

"四大陸選手権の後は練習も素晴らしく進んでいました。"と彼は続けた。
"プロトコルを見た後、僕たちは、いくつかの見所をもっとジャッジ向けのものに変更しました。
ロングプログラムに入っている要素は同じなのですが、もっとよく見えて点が取れるように
順番を変えました。"

この戦略は大舞台−世界選手権−で功を奏した。2005年の世界選手権で銀メダルを獲得して以来、
2006年と2007年では共に6位という結果になり、バトルは世界選手権の表彰台を取り戻せずにいた。
誰もが彼が2008年の大会で優勝するとは思っていなかった。しかし彼は勝った。
そしてロングプログラムとショートプログラムの両方で1位を獲り、2006年のチャンピオン
ブライアン・ジュベールをほぼ14点の差をつけてしのぎ、説得力を持って勝利したのだ。
彼は世界選手権で唯一、大会のすべての段階で勝った金メダリストとなった。

"僕にとっては間違いなくセカンドチャンスでした。"とバトルは語った。
"去年も同じポジションにいたんです。ショートプログラムで2位になった後の最終滑走です。
でも、結果は6位でした。それで今年、何が違ったかというと、僕がより準備が出来ていた
ということです。出ていってベストの演技をする、僕が何を持っていないかということを
思いわずらうことなく楽しむことを決意していました。自分の滑りにはとても満足しました。
氷の上に出ていった時、ホームにいるような感じがしたんです。"

ロングプログラムの後、バトルがキス&クライのエリアにたどり着いた時、彼はコーチに
充分な演技だったかと尋ねた。
"コーチは「イエス」と言ったんです。"とバトルは思い返す。
"僕は「メダルに届くのに充分か」と聞いたんですが、彼は「いや、金メダルに充分だろう」
と答えたんです。僕は彼を信じていいのか分かりませんでした。多分半信半疑だったと思います。
点数が出た時は、ただ、夢のようでした。ただただびっくりしていたんです。"

バトルは、彼の勝利はいかに彼が熱心に取り組んだかということの証だと感じている。
ジャンプだけではなく、全てにおいて、だ。
"幸運にもクリーンにプログラムを滑ることができました。そのために僕はとても一生懸命に
練習をしたんです。ジャンプだけじゃありません。僕たちはセッション丸ごとをスピンや
他のすべてのつなぎの練習に費やしました。それがフィギュアスケートというものです
−4分半のあいだに起こる全てのことが、です。ジャンプだけが大事というわけではないのです。"

この25歳は、カート・ブラウニングやブライアン・オーサーの演技を観て、スケーティングに
影響を受けるようになったと話した。"もっとも記憶に残る演技というのが大事なんです。
プログラムを思い出すときにどんなエレメンツを行ったかということで覚えていたりは
しないでしょう。それが、僕が滑る時に一番情熱を注ぐところです。出て行って、氷の上に
すべてを残してきます。そして、僕の気持ちを露にするんです。
確かにタイトルを獲得したと感じています。それは僕のステップにアクセントを与えてくれます。"

2007-2008シーズンのプログラムに、バトルは3F-3Tのコンビネーションを入れ、
3Lzと3Aで補った。
また、彼はロングプログラムのオープニングに3A-3Tのコンビネーションを取り入れ、
ロングプログラムには他に3S-2Tと3Lz-2T-2Loの2つのコンビネーションが含まれ、
ソロジャンプにはさらに4つのトリプルジャンプ(3A,3F,3Lo,3Lz)と2Aが含まれた。

"いつも4Tの練習はしています。"とバトルは言及した。"初めて降りたのは2002年NHK杯の
練習でのことでした。でも、安定はしていません。60%の成功率まで行ければ、プログラムに
入れようと思っています。それから、去年には4Sと4Loの練習も再び始めました。
しばらく前に4Sは降りるようになっていたのですが、練習することをストップしています。
毎週何回かは降りていますが、4Tと同じような感じです。
この夏にもっと4回転の練習をしたいと思っています。"

しかし最近バトルは彼の3Tを向上させようと努力している。"時には出来が良いのですが、
時にひどいこともあるんです。3Tをきちんと修正できれば、4Tを降りさえすれば
その後に3Tをつけることはそんなに難しくないと思います。"
だが、バトルは2002年にさかのぼるとSPとLPの両方で4T-3Tのコンビネーションを
入れているのだ。

ラファエル・アルテュニアンとリー・バーケルがバトルをコーチし、バトルは練習時間を
カリフォルニアのレイクアロウヘッドとカナダオンタリオ州のバリーの両方に等しく割いている。
彼は何年かをバーケルとともに練習してきて、2004年の春からはアルテュニアンとも
トレーニングをしている。

"違った2つの見解に触れることで、いくつかの物事を自分の中で確かにすることができるんです。"
とバトルは複数コーチ体制が彼にとってうまく作用していると語った。
"あるスタイルからもう一方のスタイルへと切り替えることは、僕が何を向上させることに
取り組むべきかをはっきりさせる助けになります。ラファエルは安定性を育てることと
精神的な強さを養う助けをしてくれるんです。"

バトルはいつも1週間のうち6日間、そして日に3〜4時間を氷上でトレーニングする。
また、毎日1〜2時間の陸上トレーニングも行っている。
"怪我をした後に、筋力トレーニングを以前よりもやるようになったんです。なので、
より衝撃に耐えられるようになりました。"と彼は語った。
"今ではプライオメトリクスやピラティス、バレエもより行うようにしています。"

このスケーターは若いころに競技バレエをやっていたが、今では技術の維持のためにのみ
バレエをやっている。"スケートのためにバレエを始めたんですが、男子が少なかったんです。
なので、パートナーと組んで、リサイタルではデュエットとソロの両方を踊っていました。
でもそれがスケートを圧迫することになったので、やめないといけませんでした。"

バトルは彼の踊りの才能を氷上にも取り入れた。姉のメーガンとパートナーを組み、
8歳から12歳までの間、アイスダンスをやっていた。
"ずいぶん前のことなので、どんな結果を残したのかさえ覚えていないんです。"と彼は認めた。
"僕たちは中級くらいまでは行けていたと思うんですが、僕は姉より背が低かったし、
彼女はカナダ選手権に出たいと思っていました。僕がダンスをやめた後に姉が上達した
ことを考えると、僕が彼女の足をひっぱっていたんだなと思います。"
メーガンはアイスダンスで国内選に進むようになり、シンクロで国際試合にも出た。

バトルが実際にスケート場に滑りに行くようになったのは2歳からだった。
"その街にはスケート以外に特にやることがなかったから。"と彼は思い返す。
"それにすごいホッケーファンというわけでもなかったんです。"
11歳になるころまでには彼は2Aを習得し、13歳には3Tと3Sの両方を降りていた。

バトルのプログラムを振付けているのはデヴィッド・ウィルソンだ。
"デヴィッドと一緒にやりはじめたのは小さいころで、ただ言われたことをやっていただけでした。今ではよりコラボレートしています。それが年々僕のプログラムを良いのものに
しているんです。デヴィッドと僕は音楽に対するたくさんのアイデアを持ち寄って、
もしお互いの同意が得られない場合はアイデアをキープすることはありません。
(今季は)デヴィッドがショートプログラムの音楽を探してきて、
ロングプログラムの音楽は僕が見つけました。"

2007-2008シーズンの終わりごろ、バトルはショートプログラムにアストル・ピアソラの
"アディオス・ノニーノ"をショートプログラムに使い、マイケル・ダナが作曲した
"Ararat"の映画音楽をロングプログラムに使用した。今シーズンのはじめには
ルッジェーロ・レオンカヴァッロの"道化師"をショートプログラムに使用していたが、
今ではエキシビションにこの音楽が使われている。

(今季の)プログラムの曲は、どちらも2006-2007シーズンと同じものだ。
"まだどちらも2回しか試合で滑っていませんでしたから"とバトルは説明した。
"最初からロングには同じ曲を使おうと思っていましたが、ショートは新しいプログラムでした。
ロシア杯のあと、ジャッジと連盟のスタッフが僕に、以前のショートプログラムに戻すように
言ったんです。新しいプログラムが好きだったのですが、それでは試合でうまくいかなかくて、
僕は自分がうまく滑れる状況を見出す必要があったんです。"

ショートプログラムは"アディオス・ノニーノ"の少し穏やかなバージョンのものだった。
"たくさんの人が前にこの曲で滑っていました。"とバトル。"でもこのバージョンはユニークでした。
ピアソラはこの曲を亡くなった父親に捧げましたが、僕はこのプログラムを、
僕がスケートをするためにたくさんのことをしてくれた両親に捧げたんです。"

"ロングプログラムの音楽はテレビでかかっていたカナダ映画の音楽からのものです。"
と彼は続けた。"その映画を観たとき、音楽が気に入りました。
音楽はアルメニアの民族音楽でしたし、ラファエルはアルメニア人だったので、
すごくぴったりだったんです。"

昨年の夏、バトルとウィルソンが最初に聴いた音楽が"道化師"だった。
"僕たちはより演劇的なものを求めていました。"とバトルは語った。
"でも、それは僕が快適に滑れる範囲から大きく離れていたのです。プログラムは好きでしたし、
捨ててしまいたくはありませんでした。なので僕たちは曲にオペラ的な箇所を付け加えて編集し、
エキシビションで使うことにしたのです。"

バトルはアジアで大いに人気があり、韓国や日本のファンたちは彼にロックスターのような
ステータスを与え、極東で行われるイベントごとに贈り物を雨あられと降らせる。
彼はこういったファンの気遣いに感謝している。"僕はすべてに目を通していくつかは
家族やリンクの若いスケーターたちのために持ち帰ります。"と彼は語った。
"その他は慈善団体に寄付しています。手紙はすべて返事を出すために手元に持っていますよ。"

2010年にバンクーバーで行われるオリンピックは彼の有終の美となる予定だ。
"そのころには年齢も重ねていますし、他にもやりたいことがあるので"と彼は言う。
"スターズ・オン・アイスのツアーで僕は楽しくやっています。まだ若いうちにもっと
ショーに出たいと思っているんです。去年やったショーは12回でした。
そして最後のショーの時にはもっと続けばいいのにと思っていました。"

バトルはまた、2005年にカリフォルニアでトレーニングを始めたときにトロント大学を
休学している。
"それについてはうまく行っていたんですが、僕は化学工学の過程を終えたいと思っています。
まだまる1年分を終えたところなんです。スケートには関っていくと思います。
スケートのクリエイティブな面に夢中なので、…たぶん振り付けに。
デヴィッドと一緒に振り付け作業をすることで、結局そういう面を好むようになったんです。
年々、より振り付けに深く関るようになっています。"

このスケーターは旧採点時代にジャッジとしての訓練を受け、現在はスケートカナダの
諮問委員会の一員である。"試合をするのに十分なくらい新採点については勉強しました。"
とバトルは語った。"でもジャッジができるほどではありません。
それに、僕たちにはコーラーがついてくれていて、僕たちがルールを正しく解釈できているかの
評価をしにリンクに来てくれるんです。僕は自分が将来ジャッジをするだろうとは思いません。"

リラックスするために、バトルはあらゆる種類の音楽を聴く。
"ロックやクラシック、それ以外にもいろんなジャンルの音楽が好きです。"と彼は言う。
"友達や家族と出かけるのも好きです。アカデミー賞にノミネートされた作品を全部見ようと
したりしています。どんなジャンルでもいい作品は好きですね。"
バトルはその他に読書、とくにコメディ作品を読むのが好きだという。
また、休日にビーチに出かけるのも好きだそうだ。このスケーターはまた、サニーブルック病院や
ロイヤルビクトリア病院、アルツハイマー協会を含む地元の慈善事業へのボランティアも
熱心に行っている。



2007-2008シーズンの総括といったところでしょうか。
ワールドで優勝したことで、改めてスポットがあたったせいか、
彼のアウトラインを紹介した記事になっています。

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